頬のたるみは加齢とともに加速していきます。頬がたれればもちろん老けて見えますし、体重は変わっていないのに太って見えてしまったり・・・あなたにとってデメリットばかりが生じていきます。
しかも一度たるんでしまった頬は、放っておいても自然には治っていきません。なので能動的にケアをしていく必要があるんですね。
今回は頬のたるみを改善するのに効果的なグッズをいろいろとご紹介していきましょう。あなたのいちばん使いやすい・相性のいいものを使って、頬のたるみを撃退していきましょう!
頬のたるみ改善グッズ①ガムを噛んで頬をリフトアップ
まずは頬のたるみ解消できるような食べ物をご紹介しましょう。手軽に食べられて、頬をリフトアップできるのは「ガム」です。ガムは食べていると咀嚼の回数が増えます。噛めば噛むほど、口周りの筋肉が鍛えられていって表情筋も発達していきます。
表情筋は皮膚の深層に存在している筋肉、量は多くないですがここを鍛えることによって確実に肌のハリは増していきます。もちろん肌がたるんでしまっているときにも、表情筋を鍛えることによってピンと張った皮膚を取り戻すことができるのです。
ガムの種類はどんなものでも構いません。できれば噛みはじめが固い感触のものを食べた方が、咀嚼の強度が高まって表情筋もしっかり鍛えていけます。ただ噛んでいけばどんなガムも同じくらいの柔らかさになるのでそこまでこだわらなくてもいいかと思います。
食後やちょっとしたスキマ時間にガムを噛むことをおすすめします!仕事中にガムが噛めるような環境にある方は、ずっと噛んでいてもいいかもしれませんね。
頬のたるみ改善グッズ②風船
噛む以外にも頬にある筋肉を鍛えることができることがあります。それは「吹く」という行為です。勢いよく空気を吹くことでほっぺた周辺にある筋肉が活発に動いて、鍛えられます。
そこで使いたいグッズは風船! 風船を膨らますことによってこの「吹く」という動作が簡単かつ効率よくできるようになるのでいいですよ!
ただ風船ををあまりにも吹きすぎると、酸欠になって頭がクラクラしてくることも・・・。あまり無理をしないようにしてくださいね。
頬のたるみ改善グッズ③お灸
お灸というと、肩こりや体の痛みを生じる部分にすえて治すような方法・・・というイメージがありますよね。寝っ転がって肩や腰やふくらはなんかに火をつけたお灸を置く、なんていうのが一般的なお灸の使い方でしょう。しかしこれ以外にもお灸を効果的に使う方法があるんです。
それが「美容灸」という美容目的でお灸を使う方法。実は美容に効果的なツボにお灸をすると、その部分がアンチエイジングしたりハリが戻ったりすることがあるようなんです。頬のたるみに効果的なツボというのもあまり有名ではありませんが確かに存在します。
頬はじめ顔のたるみを改善できるツボは以下の通りです。
- 手にあるツボ・・・合谷(ごうこく)、中渚(ちゅうしょ)
- 足にあるツボ・・・カン谷(かんこく)、太白(たいはく)、足通谷(あしつうこく)
これらのツボをお灸で温めて刺激してあげると、たるみを改善してもとのハリを取り戻してくれるそうです。
足や手というのは顔からかなり離れたところにありますが、しっかりつながりのある関係性。なので足や手を刺激すると、リンパの流れが良くなったりしてアンチエイジングをすることができるというのです。
上記で紹介したツボは細かく言うと個人個人で若干差異があるので、プロの人にお灸をしてもらうか自分でしっかりツボの位置を見極められるようにする必要があります。
頬のたるみが顕著に出ている人ほど、ツボはむくんでふくらんでいたりパンパンになっているそうです。なのでそれを目印にツボを探してみると、正しい「たるみ解消ツボ」を見つけることができるかと思います。
最近はお灸を買えるような専門店も増えましたし、お店の健康グッズコーナーにも置いてあったりしまうよね。なので誰でも手軽にお灸を楽しめるようになりました。
しかし未経験でいきなり自分でお灸にチャレンジするのはこわい・・・という方は、やはりまずはプロの方にお灸をしてもらってその様子をしっかり観察するのがいいでしょう!
頬のたるみ改善グッズ④パタカラを活用する
パタカラというグッズをご存知でしょうか? パタカラは医療の現場で使われている、いわば「リハビリ用グッズ」として世に出ているものです。本来の使い方としては、口腔障害や加齢によってうまく食べ物が食べれなくなってしまった人が「食べる練習をする」というのが正しい使い方のようです。
輪っか状のゴム製品になっているので、口にすぽっとはめることができます。この器具を口に装着して、「パ・タ・カ・ラ」と発声するとモノを食べて飲みこむのに必要な筋肉がしっかり鍛えられるんだそうです。
そんな医療用の器具を、頬のたるみ防止に使っている方が今多いんだそう。さっそくその使い方を見ていきましょう!
- まずはパタカラを口の中に入れます(歯茎に接触しないように)
- 下あごにきゅっと梅干しのようなシワができるように口を閉じていきます
- このときに唇の力だけをつかってシワを作るのがポイント
- そのままの状態を2~3分キープしましょう
特に口をパクパク開閉させる必要はありません。ひたすら口を閉じて、2~3分じっとしていてください。
パタカラは口の中に入れにくい、という方はまず初めにパタカラを水で濡らしてから口の中に入れるようにしましょう。できれば一日に4回程度、このパタカラを使っていただきたいと思います!
頬のたるみ改善グッズ⑤ペットボトル
家にあるもので頬のリフトアップを目指すこともできます。例えば飲み終わったペットボトル。このペットボトルを使って、たるんだ頬をキュッと上げていくことができます!
用意するものは500mlのペットボトル1本、これだけです。350mlでは小さすぎですし、1Lだと大きすぎますのでこの大きさがちょうどいいです。
- 500mlのペットボトルに1/5くらい水を入れます(だいたい100mlほど)
- 顔を下に向けてこの水入りペットボトルを口だけでくわえましょう
- 注意点は歯で持ち上げるのではなく「唇だけで」持ち上げることです
- 持ち上げた状態で10秒ほどキープ、終わったら下ろしてください
これを1セットとして一日3~4セット行ってみてください。唇だけでペットボトルを持ち上げることで、頬周辺の表情筋をしっかり鍛えることができます。
特にほうれい線が濃く出てしまっている、という方にはこのエクササイズがおすすめです。口の脇にできてしまったほうれい線も、ペットボトルを持ち上げることによって刺激が加わり肌をリフトアップする働きが蘇ります。
水は100mlほど入れればいいですが、もしも「もっと大きい負荷でもいける!」という方は水の量を増やしてもいいでしょう。より大きな負荷で行えば、それだけしっかり表情筋を鍛えることができます。
毎日しっかり食事の際に咀嚼をしている方は、100mlじゃもしかしたら軽すぎるかもしれませんね。自分で調整して、ちょうどいい負荷を設定してみてくださいね!
頬のたるみ改善グッズ⑥美顔器
最近はEMSや高周波が出るような美顔器が主流となっています。これらを発生させることによって、肌の深層にある筋肉を刺激することができます。つまり美顔器を当てるだけで上記で紹介したような「表情筋のトレーニング」ができてしまうのです!
引き締め効果に加えて、EMSや高周波は顔の血行を良くすることにも繋がります。血行がよくなれば当然肌の色味もよくなりますし、老廃物や不要な水分も溜まりにくくなるのです。顔がむくみがちな方にも大変おすすめです!
ただ、美顔器を使うときには十分注意したいことが何点かあります。
まずはEMS機能や高周波機能を使いすぎないようにすること。上記のエクササイズのように「当てるだけ」でできるのでついつい過剰にやってしまいがちなのですが、あまり顔の筋肉に刺激を与え続けるとオーバーワークになってしまいます。
筋肉を劣化させないためにも、使い過ぎには十分注意してください。適正な使用時間というのが各美顔器の説明書に必ず書いてあるので、それを参照しましょう。
また、肌のコンディションが悪いときにも、なるべく使用しないことをおすすめします。肌が健康でないときに美顔器を多用してしまうと、逆に細胞を傷つけてしまったり筋肉を変に鍛えてしまう要因にもなります。
美顔器を使いたいと思った時は、まず肌のコンディションを確かめるようにしてください。いつもと違って調子が悪そうだと感じたら、その日は美顔器使用をお休みしましょう!
[talk words="美顔器は一日使わなかったくらいでは効果は変わりません。「早く頬のたるみをなんとかしたいのに~!」と焦ってコンディションが悪い中使ってしまうのはよろしくないのです。
肌の調子が悪い時にどうしても頬のたるみ対策をしたいのであれば、上記で紹介したようなグッズを使って肌の直接触れないような方法を実施していきましょう!" avatarimg="https://beautylabo.biz/wp-content/uploads/2016/06/2.png" avatarsize="100px" avatarshape="2" bgcolor="#fff1f5" bdcolor="#fff1f5"]
まとめ
いかがでしたでしょうか?家にあるものでも頬のリフトアップはできますし、また少し奮発して美顔器などを購入しても頬のたるみは改善していけます。どちらがより効果的!ということはありません。
ぜひあなたと相性のいい方法を模索して、継続していって欲しいですね。特にほうれい線は一度深く刻まれてしまうと、美容整形以外にきれいにする方法がなくなってしまいます。「頬のたるみが出てきたかも・・・」とうすうす勘付いてきたらすぐにたるみ防止エクササイズをはじめてみてください!