肌質を向上させるためのスキンケアとして、これからアロマを取り入れてみませんか? アロマはさまざまな肌の悩みを解消するために役立つといわれています。
またアロマは肌質を向上させるだけでなく、精神的なリラックス効果も得られるともいいます。アロマを利用することによって、心も体も同時にきれいになることができるのです。
でもどんなアロマを使えば良いのでしょうか?詳しくご紹介します!
アロマオイルは精油を使用して
アロマには化学的な成分を調合したものと、植物から抽出した精油と呼ばれるものがあります。この2種類は使い方が異なりますので、購入するときには注意してください。
化学調合されたものは、肌に直接塗ったりスキンケアに使用したりすることはできません。こういったアロマオイルはあくまで香りを楽しむだけのためのものです。
[talk words="ですので使用するならディフューザーでたいたり加湿器の中に入れたりするのが、正しい使い方なのです。化学調合されたアロマオイルは、香りを堪能するためだけのものということは覚えておきましょう。" avatarimg="https://beautylabo.biz/wp-content/uploads/2016/06/2.png" avatarsize="100px" avatarshape="2" bgcolor="#fff1f5" bdcolor="#fff1f5"]
植物などのオイルを抽出したいわゆる「精油」と呼ばれるものだけが、スキンケアに応用することができます。精油にはそれぞれの植物がもっている特性をしっかり活かせるような働きがあるといいます。
[talk words="精油は化学調合されたものに比べて値段も高いですし、専門店においてあることが多いので間違えることはないと思いますが・・・スキンケアにアロマオイルを使いたい方は、化学調合されたものと間違わないように注意しましょう。" avatarimg="https://beautylabo.biz/wp-content/uploads/2016/05/answer.png" avatarsize="100px" avatarshape=2 align=r bgcolor="#eafbff" bdcolor="#eafbff"]
乾燥肌に効果があるといわれている精油一覧
乾燥肌に効果が期待できるアロマオイルは実はかなりたくさんあるのです。まずは乾燥肌向けのアロマオイルをご紹介していきましょう。
- カモミール・ローマン
- サンダルウッド
- ゼラニウム
- キャロットシード
- パルマローザ
- フランキンセンス
- ラベンダー
- ジャスミン
- マンダリン
ざっと挙げただけでもこれだけのアロマオイルがあります。もちろんまだまだ乾燥肌に効果的なアロマオイルはたくさんありますが、どれを選ぶかはあなたの好みによります。
「どれから試していいか分からない」という方は、まずは香りでチョイスするのがおすすめです。乾燥肌に効果のあるアロマオイルの中でも、自分がもっとも惹かれる香りのものを選んで使ってみましょう。
好きな香りのアロマオイルなら、長く使い続けられると思いますし使ったときの精神的な幸福度も上がって一石二鳥です! アロマの専門店などで香りをテイスティングしてみてくださいね。
特におすすめな精油はこれ!
初心者の方に使いやすいとされているアロマを、ここで少しだけご紹介していきましょう。乾燥肌対策だけでなく、精神的な効果も期待できるのでいろいろ試したくなるかもしれません!
ラベンダー
爽やかでとってもフローラルな香りがするラベンダー。花の香りの中でも、少し大人っぽさがありますよね。ラベンダーの精油には乾燥肌を改善してくれるような作用があります。
また精神的不安定で、なかなか眠りにつけない・・・という方にもとてもおすすめのアロマオイルとなっています。寝る前にラベンダーの精油の香りをかぐと、深いリラックス効果で安眠しやすいといわれているのです。
また体への健康効果も期待できます。頭痛・筋肉痛をはじめ、女性特有の月経痛の痛みを和らげるような働きもラベンダーの精油はしてくれるのです。
免疫力を向上させる手助けもしてくれるようなので、風邪をひきやすい方にも日常使いしてみてほしいですね!
カモミール
カモミールは青りんごのような、まるでフルーツを香っているかのような素敵なフレイバーです。精神的なダメージを和らげる効果が期待できます。
また頭痛・腹痛・歯痛なども軽減してくれるのもカモミールの魅力的な効果といわれています。
お肌に対しては特にアレルギー症状を緩和する精油として、広く使われているようです。
花粉症の方にもピッタリ! 乾燥肌かつ花粉症で悩まされている・・・という方はカモミールをスキンケアに取り入れていきましょう!
キャロットシード
ラベンダーやカモミールほどメジャーではありませんが、キャロットシードもアロマ好きには人気の精油です。根本的な肌のアンチエイジングができるアロマとして、年配の方にも愛用されています。
またストレスで弱まった肝機能を向上させてくれるのも、このキャロットシードの魅力的な効果。香りは森の中にいるような自然味溢れるもの・・・ほのかににんじんの香りもするそうですよ!
アロマをどうやってスキンケアに活かすのか?【化粧水編】
さて魅力的なアロマオイルをたくさんご紹介してきましたが・・・「このアロマオイルをどうやってスキンケアに活かしていくの!?」と疑問に思った方も多いでしょう。
スキンケアへの活かし方は一つではありませんが、もっともお手軽で効果も得られやすいのは「化粧水に混ぜて使う方法」でしょうか。これなら誰でも簡単にアロマを使えますし、ダイレクトな効果を得やすいのでおすすめです。
それではどのように化粧水に混ぜてオリジナルスキンケアアイテムと作っていけばいいのか、詳しく見ていきましょう!
- 精製水 100ml
- グリセリン 小さじ1杯
- お気に入りのアロマオイル 5~10滴
[label color="#76d7ed" title="作り方" icon="icon-crown"]
- すべての材料を混ぜ合わせる。
- 完成!(笑)
普段使っている化粧水があれば、それを使用してもかまいません。ただアロマオイルの効果を存分に引き出したいのであれば、精製水とグリセリンを使って化粧水から手作りしていきましょう。
精製水100mlに対してグリセリンは小さじ1杯程度加えればOKです。すべての材料を混ぜ合わせるだけで、「オリジナルアロマ化粧水」が完成します!
自分が使っている化粧水にアロマを混ぜる場合は、化粧水100mlに対してアロマオイル5~10滴を入れて混ぜてください。くれぐれも直接肌に精油をつけないようにしましょう!
フローラルウォーターをつくるのもおすすめ
オリジナル化粧水もいいですが、日中に乾燥したときのケア用品「フローラルウォーター」をつくって持ち運ぶというのもおすすめです。フローラルウォーターはフェイスミストやボディミストのように使うのが、ベストな使い方です。髪の毛に使ってもOKです!
アロマオイル専門店にフローラルウォーターは売っています。精油よりもリーズナブルな価格で購入できますので、お得感もあっていいと思います。
もちろん精製水にアロマオイルを数滴たらしたものを霧吹きなどに入れて、それをフェイスミストとして使うというのもいいでしょう。カバンに入れていけば、いつでもアロマスキンケアを楽しむころができますよね!
アロマオイルを用いたスキンケアの注意点
アロマオイルには色々な種類がありますが、できるだけ添加物が少なく高品質なものを選んで使うようにしましょう。アロマオイルは値段がピンキリですが、あまりにも安いものを使ってしまうとやはり高い効果は得られません。
また疾患があったり通院しているような人は、担当医師にアロマオイルを使っていることをしっかり相談・報告してください。病気や症状によってはアロマオイルを使用してはいけないということがありますからね。
アロマオイルを使ったスキンケアは早めに使い切るのが理想、品質は長く保持されるようなものではありません。少量ずつ作って数日で使い切るというのがベストな使い方だといわれています!