お肌のバリア機能が弱いと肌荒れしやすくなってしまいます。
バリア機能を守り、強くすることで肌荒れを改善に導きましょう!
肌荒れの改善のためにできるお風呂での対策
私たちのお肌には、外敵から身を守り、お肌に必要なものを外へ逃がさないためのバリア機能、天然の保湿クリームと呼ばれるものがあります。
このバリア機能は、1度破壊された部分は修復するのにとても時間がかかると言われているため、壊されたりしないよう、大事に守ってあげる事が大切です。
お肌のバリアが上手く機能していなければ花粉やPM2.5などの刺激物質はもちろん紫外線などの影響をモロに受けてしまい、更にはお肌の水分も逃げ放題(=乾燥肌へまっしぐら)です。
花粉からお肌を守るため、守ってもらうためにも(アンチエイジングのためにも)大切にしてあげましょう。
熱すぎる湯船&長風呂は肌トラブルの敵!
お肌のバリア機能は皮膚表面の水分と油分、つまり汗と皮脂が混ざって出来た天然の膜(皮脂膜)です。汗と皮脂のどちらが欠けてもバリアを作ることは出来ません。
熱めのお風呂というのはとても気持ちの良いものですが、熱すぎると皮脂がお湯に溶け出してしまいます。お風呂だけではなく、洗顔の際もぬるま湯での洗い流しを心がけておくと尚良いです。
長風呂に関しても同じ理由です。長い時間お風呂に入っていると、皮脂が溶け出す時間が長くなり、熱いお風呂と同様、バリアを作るための油分が足りなくなってしまいます。
さらに熱めの湯船と長風呂は、お風呂上がりの体を火照らせ、火照った体からは水分が蒸発しやすいです。そうなると、水分・油分ともに足りずに十分な量のお肌のバリアを作り出すことができません。
お肌をゴシゴシと強く擦るとお肌のバリア機能が傷つきます
お顔のスキンケアに限らず、ボディケアでもお肌への摩擦はよくありません。
体を洗う際は、ボディタオルでゴシゴシと洗うのではなく、ボディスポンジなどで弾力のある泡を作り、手で優しく洗うようにしましょう。
保湿系の入浴剤で保湿力アップ!
入浴剤はいくつかの種類に分けることができます。その中でも保湿タイプの入浴剤がオススメです。
肌荒れを起こしているお肌にはセラミド、ヒアルロン酸、スクワランの保湿効果の高い成分が入ったものが効果的でしょう。
保湿系入浴剤入りのお風呂に入ったあとは保湿効果を保つため、シャワーで流してしまわないように気をつけてください。
保湿系の入浴剤を取り入れることでお風呂上がりのクリームが必要なくなった方などもたくさんいらっしゃいます。
お風呂に入るだけで簡単に全身の保湿ができてしまうことも保湿系入浴剤の最大のメリットと言えますね。